お宅訪問レポート

2015.11.24 更新

自分の手で作り出した和テイストの空間

常識にとらわれず創造的に暮らすchiakiさん

常識にとらわれず創造的に暮らすchiakiさん

千葉県松戸市在住 chiakiさん (40代)

家族構成:おひとり暮らし

既製品にもひと手間加え、一体感と調和をもたらす

既製品にもひと手間加え、一体感と調和をもたらす

大きなゴザの上に置かれた和風のローテーブル、実はchiakiさんの自作。石のブロックや板を組み合わせ、天板を載せた独創性溢れる逸品です。この他にも、お部屋の中はご自身がDIYで製作したインテリア・グッズに囲まれていて、独特の和テイスト+オリエンタルなムードに包まれています。

既製品に気に入ったもの、お部屋の雰囲気にあったものがないなら、自分で作ってしまおう! の精神で、電動工具まで使い木材のカットから塗装までこなす本格派。市販品を取り入れるときにもお部屋の雰囲気に合わせて色を塗ったり、木目のシートを貼ったりする細やかな演出がされており、相当に手が込んでいるように見受けられますが…。chiakiさん曰く、「DIYが大好きなんです。仕事の合間で気分転換したいときに作業しているだけなんですよ」とのこと。見た目のたおやかな雰囲気からは想像できない、アクティブな一面をお持ちでした。

L字型キッチンのコーナーは自作の棚と自作の小物で使いやすく
パイプラックは棚に一枚板を敷き、下段の収納箱にはキャスターを

▶︎ (写真:左)
L字型キッチンのコーナーは自作の棚と自作の小物で使いやすく

▶︎ (写真:右)
パイプラックは棚に一枚板を敷き、下段の収納箱にはキャスターを

思い出の品々に包まれた、優しい自分流の生活

思い出の品々に包まれた、優しい自分流の生活

リビングの一角にある素敵な和柄のクロスは、chiakiさんがお宮参りで包まれていた着物をお母様が大切に残しておかれたもの。反物に戻して飾られています。他にもご実家から譲り受けた桐の衣装箱など、部屋のあらゆるところに思い出の品をさり気なくインテリアとして取り入れています。古いものと新しいもの、使い道を自分流にアレンジしたもの(ソープディスペンサーを花瓶として使うなど)まで、アイテムを上手に組み合わせ、ひとつの世界観にまとめているセンスは見事です。

居住空間であると同時に、仕事場でもあるchiakiさんの住まい。でも仕事部屋は、不思議なことに照明がありません。「ここで仕事をするのは、日中のみ。陽が沈んだ後は中居室のテーブルに移動して、そこで夕食まで済ませることが多いんです」と、暮らしぶりも個性的。既存のものに正解を求めず、全てを自分で作り出すお部屋づくりは、そうしたライフスタイルの由縁かもしれません。

照明を置かない仕事部屋。太陽が出ている時間の仕事はここで
絵を描くのが大好きというchiakiさんが日本画の材料で描いた作品

▶︎ (写真:左)
照明を置かない仕事部屋。太陽が出ている時間の仕事はここで

▶︎ (写真:右)
絵を描くのが大好きというchiakiさんが日本画の材料で描いた作品

訪問を終えて

chiakiさん

chiakiさん

DIYの成果が誰かの目に留まってくれたら嬉しい!

「chiaki」というニックネームは、亡くなった母が本当は私につけたかった名前なんですよ。これまでDIYもインテリアも自己流、すべて自己満足のためにやってきたことですが、もしもどなたかが今回の記事を見て少しでも参考にしていただけるなら、これほど光栄なことはありません。自作家具の多くは濃い茶色で風合いを出していますが、ごく一部だけ壁と同色の白色にすることで圧迫感を抑えている箇所もあります。そういった細かい所にも気づいてくださって嬉しかったです。

【インタビュアー】田端邦彦

【インタビュアー】田端邦彦

愛着のある物をインテリアに活かしたり、DIYで独特の世界を作り上げてしまうchiakiさんの美的感覚に脱帽です。ご両親への愛情が深いこともひしひしと伝わってくる訪問でした。