お宅訪問レポート【特別版】

2016.04.11 更新

仕事復帰目前! 育児と両立の時短キッチンへ

”予約のとれない整理収納アドバイザー”中山真由美さんがご自宅へお伺いし、キッチンやクローゼットなど収納でお困りの場所をお片付けサービスでキレイに変身させます。

”予約のとれない整理収納アドバイザー”中山真由美さんがご自宅へお伺いし、キッチンやクローゼットなど収納でお困りの場所をお片付けサービスでキレイに変身させます。

中山 真由美
中山 真由美

整理収納アドバイザー

整理収納事業を展開するインブルーム株式会社取締役で、ESSEの収納審査員を務めるなどメディアでも広く活躍中のカリスマ整理収納アドバイザー。「幸せを呼ぶ『ゆる』片づけ習慣」や「50歳からのリセット整理術」など著書も多数。

ベビー用品の収納方法を教えてほしいです

Hさん(30代)

神奈川県横浜市在住

Hさん (30代)

家族構成:ご夫婦とお子様の三人暮らし

哺乳瓶やベビーフードなど子どものものは毎日使うので、使いやすいシンクの横に置いているのですが全然美しくありません。どんどん増えて、最近はバックカウンターまで占拠するようになってきました。これまでは育休中でしたが4月から仕事に復帰するので、日々の使い勝手が良く、しかも美しく収納できる方法を教えていただきたいです。

本日のお片付け場所:あちこちにモノが溢れたキッチン

本日のお片付け場所:あちこちにモノが溢れたキッチン

Hさんのお宅ではキッチンのバックカウンターを片付けます。備え付けの収納庫とご夫婦が独身時代から使っているラックにはモノが満載で、カウンター上も作業スペースの確保が難しい状態。ここから大改造スタートです。

お片づけの基本、4つの簡単STEP♪

STEP1 整理収納のレベルを診断しましょう

簡単なチェックシートでHさんのお片付けレベルを診断しつつ、詳しくお悩みをお伺いします。

STEP1 整理収納のレベルを診断しましょう
吹き出し 吹き出し POINT!

Hさんはご夫婦ともにモノを捨てるのが苦手なタイプです。このような方はモノを捨てる基準や手離すルールを覚えましょう。物量を減らし上手く収納する整理力を上げればキッチンにいることが楽しくなりますよ。

STEP2 全部出してみましょう

要・不要に拘わらず全てのモノを出します。独身時代から長年使ってきたラックもサイズが合わないので撤去。

STEP2 全部出してみましょう
吹き出し 吹き出し

大切に使ってきた家具でも今の暮らしにはフィットしないことがあります。収納グッズも家族の生活スタイルの変化によって見直していきましょう。キッチンに不要なものは別の場所へ移すこともポイントです。

POINT!

STEP3 要・不要で仕分けましょう

「よく使う・たまに使う・捨てる」など使用頻度を考え仕分けます。ご家族で相談しながら進めましょう。

STEP3 要・不要で仕分けましょう
吹き出し 吹き出し POINT!

ご夫婦で意見が分かれたときは捨てたくない人の「理由」を聞きましょう。無理に捨てる必要はありません。「1年間別の場所に保管し、一度も見なければ捨てる」などのルールを決めて一旦残しておけば解決しますよ。

STEP4 正しく収納しましょう

残すモノが決まったらサイズに合わせた収納ラックを使い、「よく使うモノ」から使いやすい位置に配置します。

STEP4 正しく収納しましょう
吹き出し 吹き出し

収納のゴールデンゾーンは腰から目の高さです。家電はまとめ、点在していた食器は一軍だけを食器棚へ。ベビー用品は増える前提でスペースを確保しておくことがポイント。ラックはシンプルなものがおすすめです。

POINT!

お片付け完了:空間を無駄なく利用してすっきり!

お片付け完了:空間を無駄なく利用してすっきり!

ラックは前より大きくなったのにサイズを合わせたことで空間を有効に活用でき、スッキリしたうえ新しいゴミ箱までキレイに収まりました。米びつも家具の隙間にぴったり収納。物量も減り、ベビー用品コーナーも完成。

収納ラック

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Before

サイズ・カラーの合わないラック。せっかくの空間がむだに。

▶︎ サイズ・カラーの合わないラック。せっかくの空間がむだに。

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After

シンプルなスチールラックで高さを揃え収納量は倍増、見た目も◎

▶︎ シンプルなスチールラックで高さを揃え収納量は倍増、見た目も◎

バックカウンター全景

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Before

ラックには小物が溢れ、下段はモノでふさがれて雑然とした状態。

▶︎ ラックには小物が溢れ、下段はモノでふさがれて雑然とした状態。

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After

家電はまとめ、上段には料理本と大好きなお菓子コーナーも完成。

▶︎ 家電はまとめ、上段には料理本と大好きなお菓子コーナーも完成。

ゴミ箱

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Before

レジ袋むき出しのゴミ箱。トースターも床に置いて使えない状態。

▶︎ レジ袋むき出しのゴミ箱。トースターも床に置いて使えない状態。

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After

ペダル式のゴミ箱がラック内に収まり、使い勝手は格段にアップ。

▶︎ ペダル式のゴミ箱がラック内に収まり、使い勝手は格段にアップ。

ベビー用品

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Before

シンクの上には哺乳瓶と消毒セットがずらり。医薬品までここに。

▶︎ シンクの上には哺乳瓶と消毒セットがずらり。医薬品までここに。

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After

ミルクセットは全てラックに集約。ベビーフードは食品庫へ収納。

▶︎ ミルクセットは全てラックに集約。ベビーフードは食品庫へ収納。

たくさん持つことが大切にすることではない

たくさん持つことが大切にすることではない

Hさんにはモノの手離し方をしっかりと覚えていただきました。ご夫婦ともに何でも大切にされる方なので、「捨てる」という判断をするのが大変だったと思いますが、無理に捨てなくても、残しておくときのルールを決めることで手離しやすくなるものです。せっかくたくさん持っていても、使わずしまっておくだけならば、手離した方が良いこともあります。モノにも心がありますから。物量の多いご家庭では定期的に見直しを続けていくことが大切ですが、子育てしながらの片付けに無理は禁物です。片付けが苦手な方は気負わず気分の良いときに少しずつ進めていけば十分。整理収納方法は学んでいただいたので、多少散らかってもすぐに元に戻せますよ。

訪問を終えて

Hさん

Hさん

面倒だと思っていたお料理が楽しくなりそうです

入居してから2年間、子どもも生まれどんどんモノが増えてしまいました。モノを手離すのは苦手だと思っていましたが、人に言われると「いらないかも」と思えるようになり、思っていた以上に捨てることができたと思います。今日はキッチンを片付けていただきましたので、次は自分で別の場所をやってみようと思います。4月からは仕事に復帰しますが、キレイになるといろいろな時短ができるようになり気分もすっきり過ごせる気がします。苦手な料理も毎日作るのが面倒だと思っていましたが、なんだか楽しくなりそうです。

【インタビュアー】松田真理子

【インタビュアー】松田真理子

仕事復帰というゴールを目指し、キッチンも心もリセットをされた奥様と、終始温かく見守っていらしたご主人。仕事をしながらの育児はとても大変だと思いますが、お二人が協力しながら楽しく乗り越えていかれそうな温かいご家族でした。