お宅訪問レポート

2015.09.01 更新

素の自分に戻る、ウォールナットでしつらえた空間

猫ちゃん2匹と共に安らぐための場所をつくったのりさん

猫ちゃん2匹と共に安らぐための場所をつくったのりさん

東京都中野区在住 のりさん (30代)

家族構成:猫2匹とのひとり暮らし

いい仕事は快適な環境から
フルオーダーの書斎コーナー

いい仕事は快適な環境からフルオーダーの書斎コーナー

のりさん宅には機能性と美しさを兼ね備えた家具だけがあります。例えばリビングのコーヒーテーブルは天板の高さが簡単に変わり、ソファでのちょっとした仕事やホームパーティー等にとても便利です。カーテンタッセルは野暮ったいのでシンプルな白いリボンで十分という潔さも。

そんな室内でひときわ目を引くのが書斎コーナーです。継ぎ目のない曲線の美しさに一目ぼれしたというウォールナットの椅子に合う「動きのある書斎を」、とオーダーしたのが家の中で一番のこだわりスペース。壁面にタイルを張るだけでなく二重にした壁の間に蛍光灯を配置することで、機能的に優れた照明でありつつも美しい間接照明として室内の表情を豊かにしています。また、湿度調整や消臭機能も兼ね備えたタイルを選んでいるのも、機能性と美しさを求めるのりさんらしいこだわり。

一方で、ロッキングチェアでレコードのベートーヴェンピアノソナタやオルゴールが奏でるカノンと、シーリングファンのやわらかな風に包まれて読書をする時間が至福とも。経営者であり、常に第一線で人前に立つ仕事をされているのりさんが、完全にOFFする静謐な空間でもあるそうです。

実はこの書斎をはじめ、家具や内装選びは信頼できるご友人にお願いしたとのこと。また、出張時に猫ちゃんのシッターとして泊りがけで遊びに来てくれる古くからのご友人やさまざまな業種の一流の方たちなど、のりさんの交友関係は広く、たいへん豊かです。仕事の時間も、プライベートを楽しむ時間も、猫ちゃんたちとの静かな時間も。メリハリのある日々が、生き方や住まい方によく表れているお住まいでした。

自分をOFFにするものたち

愛猫2匹をデザインした自作のステンドグラスと寝そべるトノちゃん
リュージュ社のオルゴールは豊かな音色を奏でる

▶︎ (写真:左)
愛猫2匹をデザインした自作のステンドグラスと寝そべるトノちゃん

▶︎ (写真:右)
リュージュ社のオルゴールは豊かな音色を奏でる

ロッキングチェアは友人からのプレゼント
シャイなヒメちゃんもゆったりとくつろいで心地よさそう

▶︎ (写真:左)
ロッキングチェアは友人からのプレゼント

▶︎ (写真:右)
シャイなヒメちゃんもゆったりとくつろいで心地よさそう

訪問を終えて

のりさん

のりさん

住環境の大切さを、ここに住んで初めて実感しました。

昔は海外も含め引越しも多く、家は寝に帰るだけの場所なので「箱」があればいい、という感じでした。でも、10歳を超えた猫たちのためにこうして落ち着いてみると、「丁寧に暮らす」という豊かさをしみじみと感じます。本当の自分を偽らず、自分らしく生きることが何よりも大切だと思いますので、そのためにも妥協のないものだけで暮らすこの空間は、私にとってかけがえのないものです。

【インタビュアー】ハナワユミ

【インタビュアー】ハナワユミ

仕事、人付き合い、住まいづくり…。常に自分と向き合い「本当に大事なものを大事にする」という生き方が心に残るインタビューでした。